Tokura Yaeko 川崎市宮前区在住。 都倉生花店三代目であり、日本マイスターフローラルアーテ ィスト協会代表、日本マイスターフローラルアーティストス クール主宰。数々のコンテスト受賞経験を持つ。 各種雑誌、テレビ、マスコミ取材や記事掲載も多数。 2007年には、ミューザ川崎シンフォニーホールとアクロス福 岡(福岡市)にて写真展を開催し、話題を呼ぶ。 2009年2月クロアチアの作品集「IKEBANA STONE&FLOWER」を 出版。 ・世界らん展日本大賞フラワーデザインの部1997〜99年3年連続最優秀賞受賞、世界らん展日本大賞2009では、 出品作品「やすらぎ」が優良賞受賞。世界らん展日本大賞2010では、寄せ植え審査部門 最優秀賞を受賞。 ・「Blue blue」(東京・青山)グランプリ受賞 ・各種コンテスト 農林水産大臣賞・労働大臣賞ほか多数受賞 ・タイ王国「チェンマイ国際園芸博覧会」オープニングセレモニー日本代表デモンストレーター ・関東東海花の展覧会「フラワー装飾の部」1席 ・世界らん展日本大賞2008、2009年、2010年、2011年フラワーデザイン デモンストレータ− ・クリスマスローズの世界展(池袋サンシャインシティ)2010年、2011年 メイン装飾担当・デモンストレーター ・ジャパン・フラワーネットワーク商品開発チーフアドバイザー ・アーツJクラフツ展2010 審査員奨励賞受賞 ・第1回 アーティフィシャルフラワー大賞 ファッション部門 「優秀賞(3位)」受賞
春夏秋冬、日本には季節があり、その季節ごとに豊かな色彩があります。 もちろん、ほかの国にも季節の移り変わりはありますが、日光の強さの加減なのか、すべてが鮮やかな原色なのではなくて、中間の微妙なニュアンスの色が豊富なのは他の国にはない魅力なのかもしれません。 そういった色合いやニュアンスというものを自然な調和で魅せるスタイルが私のスタイルである、と考えています。 一つ一つの花の持つニュアンスは異なり、それは同種の花であっても大きさも色合いも形も違いますから、その持ち前を生かした作品作りをします。 それぞれの花が持っている個性を生かすべき場所があるというのが持論です。 背の高いもの、低いもの、曲がったもの、まっすぐなもの…自然に育った花や草たちはいろいろな姿があり個性があります。 だから、無理に丈を詰めたり曲げたりせず、花の持っている自然の姿を生かしてあげたいのです。 そこにある花をその場所や器に合わせて一番きれいに生き生きと魅せるのが私の思う「自分流」のフラワーアレンジです。 フラワーアレンジを学ぶからと言って大上段に振りかぶって気負わないで良い、気軽に日常に取り入れることができるフラワーアレンジを多くの方に伝えていければ最高です。
都倉 八重子